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講師：塩田真先生（東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 インプラント・再生医学研究科　准教授）

症例報告1
安斉昌照先生「フルマウスリコンストラクションによるインプラント埋入計画」
近年、ストレス社会において咬合病は多くの患者を悩ませている。その治療の一環としてインプラント修復を必要とする事は少なくない。予知性の高いインプラント修復は長期的な予後を見込め、患者にとって有益をもたらすと考えられる。よって、今回は自身の症例を基に、安定したインプラント埋入計画をお話ししたい。

症例報告2
玉木仁先生「無歯顎・多数歯欠損への治療戦略～即時加重の有用性」
無歯顎多数歯欠損患者は、一種特有の機能不全という主訴、つまり満足に噛めないという主訴を有している。無歯顎多数歯欠損患者のインプラント治療を行う場合、患者は仮（総）義歯がなければ、食事を含め社会生活に支障を来してしまう。しかし、術後、既存総義歯の装着は、創傷治癒の遅延悪化、埋入インプラント経過不良、そして、術後数週間の食生活の支障を惹起し、患者の不利益となっている。その意味で、無歯顎患者の即時加重インプラントは非常に有意義な術式である。今回の発表では、上顎無歯顎インプラント埋入手術直後に固定式仮義歯を装着して有効と思われた症例を報告する。

終了後には懇親会も予定しております。
多くの先生方のご参加をお待ちしております。