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講演：「インプラント補綴における審美と歯周組織の共存」
講師：西村好美先生（デンタルクリエーションアート　にしむら塾主宰/松風国際インストラクター/大阪大学歯学部歯科技工講師/新大阪歯科衛生士専門学校講師）

高名なテクニシャンである西村好美先生をお招きし、インプラント補綴についてご講演をいただきます。西村先生は国際的なトップテクニシャンでありながら、歯科衛生士学校に入学し、49歳の時に歯科衛生士免許を取得するという類い希な経歴をお持ちの方です。

＜講師より＞
インプラント補綴においては，補綴治療が終了した後のインプラント周囲炎やポーセレン破折、フレーム破折、スクリューの緩みなど、様々なトラブルが起こりうる可能性がある。患者にとって補綴治療終了後に口腔内の健康が維持され、再治療の必要性がゼロもしくは最小限であることを望むのは良く理解できる。歯科技工士により製作されるインプラント上部構造が審美性、機能、生物学、構造力学を兼ね備え、歯周組織および長期的なメインテナンスまでも考慮されたものにするには、歯科医師の治療や歯科衛生士のメインテナンスなどの知識と情報を持つことも重要である。単に審美だけを追求するだけではなく、あらゆる角度から患者の口腔内を考察し、審美はもちろんのこと歯周組織も考慮された補綴物を製作できる知識と技術が、現代の歯科技工士には求められている。そこで、今回はインプラント補綴における審美と歯周組織の共存について考えを述べたいと思う。

＜西村先生略歴＞

終了後には、有志により懇親会を予定しております。
多数のご参加をお待ちしております。