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ITI International Team for Implantology

第2回 SC静岡

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Information

講演:「高齢患者へのインプラント治療-ITI Treatment Guide Vol.9解説」
講師:黒江敏史先生(ITI フェロー/山形県南陽市開業)

<抄録>
2016年(日本語版は2017年)にITI Treatment Guideシリーズの第9巻となる「高齢者へのインプラント治療」が刊行された。これまで「審美」や「外科手技」にフォーカスが当てられてきたTGシリーズでは異色の一冊である。
人口の高齢化とインプラント治療の適応症の拡大により、高齢者に対してインプラント治療を行う機会は増えてきている。また、若い時期にインプラント治療を受けた患者は加齢し、いつかは必ず高齢者となる日が来る。若年健常者と比較して、高齢者へのインプラント治療は不明な点も多く、その是非についても意見の分かれるところである。歴年齢自体はオッセオインテグレーションの障害とならないことが知られているが、高齢者は複数の全身疾患を有し、複数の薬剤を服用していることが多く、健常若年者とは異なる外科的な配慮が必要になる。また、施術時には健康であっても急激に体調が変化し、フレイルや寝たきりとなる可能性を考慮して、補綴装置の設計やメインテナンス計画を考慮しなければならない。個人差が大きく明確なガイドラインを提示しにくい分野ではあるが、以前インプラント治療を受けて高齢者となりつつある患者、そしてこれからインプラント治療を受ける高齢者に対して、ITI がその職業的責任を全うするという姿勢を示した書である。
翻訳本は直訳で日本語が読みにくかったり誤訳があったりして、原著の貴重な情報が伝わりにくいことがある。私は「インプラント歯科学におけるSAC分類」からITI 出版物の日本語版監訳に関与するようになり、TG9で6冊目となった。日本のITI 会員ならびに非会員で購入してくれる人達のために、読みやすく正確な日本語版となるように心がけている。そのため、担当分はほぼ全文原文と突き合わせてチェックして、内容を十分に把握するようにしている。その経験を生かして、TG9の内容をわかりやすく解説したい。今回は時間の制約があるため、第7章(インプラントと部分床義歯のデザイン)と8章(無歯顎患者に対するオーバーデンチャー)を中心に解説を行う。

講演後、会員による検討会も予定しております。
多くの先生方のご参加をお待ちしております。

Outline

開催日2017.7.22(土)
時間18:30-21:00
会場プラサ ヴェルデ
所在地静岡沼津市大手町1-1-4
SCD池田 康男
SCcoD太田 一伸
講師黒江 敏史先生
定員30名

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受付は終了いたしました。


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