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ITI International Team for Implantology

第3回 SC福岡

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Information

講演:「インプラント治療にかかわる補綴学的リスクファクターとその対応」
講師:古谷野潔先生

<講師より>
インプラント治療に関する補綴的偶発症のうち、補綴装置による舌房侵害やクリアランス不足は初期の治療中に直面する問題であるが、これらはインプラントのポジショニングに起因する問題である。外科的手技に起因する場合もあるが、欠損補綴治療のための基本的な検査、診断、治療計画を疎かにした結果でもある。
一方、スクリューの緩みや破折、インプラント破折、上部構造の破損や破折などの補綴的偶発症は、術後長期経過してから起こるものが多く、治療との因果関係が明確でないものも多いため、偶発症が出現するまでそのリスクファクターが見逃されることが多い。補綴的偶発症のうちインプラントの破折のような重篤な偶発症も、ある日突然起こるわけではなく長期間にわたり過剰な荷重がかかった結果、例えばスクリューの緩みが起こっていたのを見逃した結果起こるものである。そしてスクリューの緩みは、それを招くリスクファクターを考慮せずに治療を行った結果生じることが多い。これらのリスクファクターを考慮して治療計画を立案し、治療の際に配慮し、メインテナンスの際にその兆候を見逃さず、検知したら迅速に対応する必要がある。
講演では、補綴的偶発症とそれらを誘発するリスクファクターを整理しエビデンスを提示しつつ考察する。さらに時間が許すかぎり、私の研究室での最近の研究成果についても紹介したい。

<古谷野先生プロフィール>

1983年 九州大学歯学部 卒業
1987年 九州大学大学院歯学研究科博士課程修了(歯学博士)
1987年 九州大学歯学部附属病院助手
1991年 文部省在外研究員(米国UCLA客員助教授:1993年まで)
1997年 九州大学歯学部講師
1997年 九州大学歯学部教授
1999年 九州大学総長補佐(2001年まで)
2003年 九州大学歯学部附属病院長,九州大学病院副病院長(2008年まで)
2012年 九州大学総長特別補佐(2014年まで)
2017年 九州大学歯学部長

・日本学術会議会員、歯学委員会委員長
・日本口腔インプラント学会 常務理事・九州支部長(指導医・専門医)
・日本顎関節学会 理事長(指導医・専門医)
・日本補綴歯科学会 元理事長(指導医・専門医)
・ITI フェロー

多数のご参加をお待ちしております。

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開催日2017.11.16(木)
時間20:00-22:00
会場西日本新聞会館
所在地福岡市中央区天神1-4-1
SCD船越 栄次
SCcoD池田 正人
講師古谷野 潔先生
定員30名

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受付は終了いたしました。


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