第1回 SC PACKS東京
Information
教育講演:「インプラントにおけるデジタルワーククローの現在」
講師:野本秀材先生
今回はデジタルデンティストリーの時代にふさわしい、PACKSのメンバーでもある野本秀材先生にご講演を頂きます。口腔内スキャナーやCAD/CAM補綴など、多様なデバイスが急速に出現・拡大してきておりますが、これらをうまく使いこなすには、我々歯科医と技工士及びスタッフの協力が不可欠です。
実際の臨床での勘所を、野本先生より御教示頂きます。
<抄録>
デジタルデンティストリーという言葉が日常的に聞かれるようになってきていますが、歯科の現場でデジタル化が進んでいるのはエックス線画像診断と技工物の製作に関わるところでしょうか。特に技工物の製作に関わるデジタル化では2006年頃からジルコニアを用いたCADCAM機器が認可され、メタルに代わる材料として普及してきたことがあげられます。また、口腔内スキャナーの進歩が新たなパラダイムシフトを起こそうとしています。インプラント治療においても、CT画像と口腔内スキャナー情報をデータ化して融合することで上部構造のモックアップとインプラントの埋入ポジションをソフト上で設計し、サージカルガイドを3Dプリンターで製作して埋入を行います。さらに、治癒後に口腔内スキャナーを用いて上部構造の設計と製作を行うことが可能になってきました。今回、当医院で行われているデジタル歯科治療について臨床例を交えてお話させていただきます。
<講師プロフィール>
日本歯科医師会 認定産業歯科医 |
日本口腔インプラント学会 認定医・専門医 |
日本歯周病学会 認定医 |
日本顎咬合学会 認定医 |
日本歯科放射線学会 認定医 |
日本成人矯正歯科学会 |
日本再生医療学会、日本臨床分子形態学会 |
<スケジュール>
18:05 | 「二歳児のリドカイン事故を考える」 野村智義(PACKS東京コディレクター) |
18:30 | 野本先生教育講演 |
20:00 | 休憩 |
20:10 | 会員による症例発表 |
21:00 | 退出 |
多数のご参加をお待ちしております。
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